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タイ警察、詐欺・マネロン疑惑で14カ所を一斉捜索 中国籍の男の関連先から5.83億バーツ相当を押収・差し押さえ

2026年6月13日 配信

タイ警察サイバー犯罪捜査局は2026年6月12日、オンライン詐欺グループの資金洗浄に関わった疑いがあるとして、バンコク、サムットプラカーン、チェンマイの計14カ所を一斉捜索し、総額5億8,300万バーツ相当の資産を押収・差し押さえたと発表しました。

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今回の作戦は「龍の巣を爆破」を意味する名称で実施されたもので、中国籍の男(30)に関連する捜査の一環です。男は2026年5月9日夜、チョンブリ県サタヒップ郡ナージョムティエン警察署管内で発生した車両横転事故をきっかけに捜査線上に浮上。その後の捜索で拳銃が見つかり、さらに関係先から多数の戦争用武器や爆発物が発見されたとして、警察が捜査を進めていました。

警察によると、今回の捜査は、投資詐欺型の「Hybrid Scam」など5つの主要事件の資金の流れを調べる中で、男の複数の銀行口座に多額の資金が流入していたことが判明したことから拡大したものです。被害金は、いわゆる「口座売買・口座貸し」による口座、暗号資産取引、地下金融システムなどを通じて複雑に移動していたとみられています。

これまでの捜査で、この男の関連事件からオンライン犯罪に関係する4,143件の事案が確認され、被害総額は8億1,500万バーツを超えるとされています。また、警察はこのネットワークについて、Prince Group関連の詐欺グループとのつながりも調べています。

6月9日に実施された14カ所の捜索では、高級住宅、ヴィラ、高級コンドミニアム、土地権利書、高級車、銀行通帳、クレジットカード、金融関連書類、資産保有に関する書類、携帯電話、コンピューター、電子機器、デジタル証拠などを押収・差し押さえました。資産総額は約5億8,300万バーツに上るとされています。

警察は、押収した証拠の分析を進める中で、資産の名義貸し、資金移動、資産管理、関係者同士のつながりを示す重要な情報を確認したと説明しています。今後、関係者の追加摘発や、証拠に基づく逮捕状の請求を進める方針です。