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タイ国立公園・野生動物・植物保全局は2026年5月29日、メーホンソーン県メーサリアン郡の寺院に迷い込んだ希少な野生動物「スンダセンザンコウ」を保護し、健康状態を確認したうえで自然に戻したと発表しました。
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保護されたのは、メスのスンダセンザンコウ1匹で、体重は約6キロ。ワット・スパンランシー、通称ワット・チョーンカムの敷地内で発見され、住民と寺院側から通報を受けた当局職員が現場に向かいました。
スンダセンザンコウはタイの法律で保護されている野生動物で、国際的にも絶滅の危機が極めて高い種とされています。保護後、担当の獣医師が外傷の有無や健康状態を確認したところ、体に傷はなく、足や鱗にも異常は見られませんでした。呼吸器系の異常もなく、自然の中で生きていける状態と判断されました。
当局は、長時間の一時収容によるストレスを避けるため、同日午後3時5分ごろ、スンダセンザンコウをサラウィン野生生物保護区の森へ放しました。同保護区は自然環境が豊かで、人為的な影響も少ない場所とされています。
当局は、今回の通報について、寺院と地域住民の野生動物保護への意識を示す良い例だと評価しています。また、迷い込んだ野生動物や負傷した動物を見つけた場合、または野生動物に関する違法行為を確認した場合は、国立公園・野生動物・植物保全局のホットライン1362へ連絡するよう呼びかけています。
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