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タイで中国人のコンドミニアム購入が38.8%減 外国人向け市場全体も17.3%減少

2026年5月29日 配信

タイ不動産情報センター(REIC)は2026年5月27日、第1四半期(1~3月)の住宅市場動向を発表し、外国人によるタイ国内コンドミニアム購入が前年同期を下回ったことを明らかにしました。中国人購入者の大幅な減少が全体を押し下げる結果となっています。

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REICによると、2026年第1四半期に外国人へ所有権が移転されたコンドミニアムは3,241戸で、前年同期比17.3%減少しました。移転総額も134億6,400万バーツとなり、前年同期比17.9%減少しました。

一方で、外国人購入者は依然としてタイのコンドミニアム市場で大きな存在感を示しています。外国人向けの所有権移転は全国のコンドミニアム移転戸数の13.6%、移転額の23.9%を占めており、高価格帯物件への需要が引き続き市場を支えています。

国籍別では、中国人が引き続き最大の購入者層でした。しかし、所有権移転戸数は906戸で前年同期比38.8%減、移転額は34億9,300万バーツで前年同期比42.9%減となりました。

これに対し、ロシア人購入者は大きく増加しました。所有権移転戸数は383戸で前年同期比33.0%増、移転額は16億6,500万バーツで前年同期比68.7%増となり、中国に次ぐ第2位の購入者層となりました。

また、ミャンマー人購入者は279戸で第3位となりましたが、戸数は前年同期比36.4%減、移転額も39.0%減少しました。

地域別では、外国人向けコンドミニアム移転額はバンコクが61億3,800万バーツで最多となりました。一方、戸数ではチョンブリ県が1,167戸でトップとなり、外国人向け取引全体の36%を占めています。

さらに、プーケット県では移転額が前年同期比34.9%増加しました。REICは、高価格帯住宅やラグジュアリー物件への需要が成長を支えているとしています。

なお、今回のREIC発表では日本人購入者に関する個別データは公表されていません。

タイの住宅市場全体では政府の支援策などを背景に回復の兆しが見られる一方、外国人向けコンドミニアム市場では中国人購入者の減少が鮮明となりました。その一方で、ロシア人購入者の存在感が高まっており、外国人需要の構造変化が進みつつあることがうかがえます。

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