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「とんかつ新宿さぼてん」セントラルワールド店を6月3日で閉店へ タイ経済紙は外食業界の厳しさを指摘

2026年5月28日 配信

「とんかつ新宿さぼてん タイランド」は2026年5月25日、バンコク中心部の大型商業施設「セントラルワールド」店を、2026年6月3日の営業を最後に閉店すると公式Facebookで発表しました。

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同店は15年以上にわたり営業してきた店舗で、発表では顧客への感謝を伝えるとともに、今後もタイ国内6店舗で営業を継続すると案内しています。

残る店舗は、セントラル・ラマ9店、ザ・プロムナード店、Jパーク・シラチャ店、ターミナル21 ラマ3店、セントラル・ピンクラオ店、セントラル・パタヤ店です。

この発表を受け、タイ経済紙「クルンテープ・トゥラキット」は、今回の閉店について、2026年のタイ外食業界が直面する厳しい経営環境を象徴する動きだと報じました。

同紙によると、タイの外食業界では原材料費、人件費、物流費、賃料などのコスト上昇が続いており、特に商業施設内の飲食店では家賃負担が重くなっているといいます。一方で、価格転嫁は難しく、利益を確保しづらい状況が広がっています。

また、近年は大手チェーンの存在感がさらに強まる一方、小規模ブランドや単独店舗にとっては厳しい市場環境になっているとも分析しています。

クルンテープ・トゥラキットは、運営会社の業績についても紹介しており、2025年の売上は約1億1000万バーツだった一方、純利益は約88万バーツまで減少したと伝えています。2024年も利益減少が続いていたとしており、利益面で厳しい状況が続いていた模様です。

さらに、タイの主要外食企業でも利益減少傾向が見られるとして、MKレストラングループ、S&P、After You、スキー・ティーノーイなどの業績にも触れ、「売上はあっても利益が伸びにくい状況」が業界全体で広がっていると伝えています。

とんかつ新宿さぼてん セントラルワールド店の閉店は、単なる一店舗の撤退にとどまらず、タイ外食業界の現在地を映し出す出来事として注目を集めています。

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