パタヤ市、サッカースタジアム建設の進捗を説明～屋根構造を再設計へ

©パタヤ市長への直通電話

タイ東部チョンブリ県パタヤ市は2025年12月22日、市内で建設が進められているサッカースタジアムについて、最新の工事状況を明らかにしました。市によりますと、現在の契約に基づくメイン建物の構造工事はすでに完了しています。

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一方、旧契約の段階で一部設置されていた屋根構造については、工事が中断していた期間中に鉄骨部分が損傷し、形状が歪むなどの問題が確認されました。このため、今後工事を継続するには、工学的な安全性や構造強度、さらに意匠性と実用性を確保するため、屋根の設計および設置方法を見直す必要があるとしています。

市が指摘した従来の屋根構造の問題点としては、屋根材が適切な形状で設置できないこと、継ぎ目の歪みやねじれによる雨水排水の不具合、将来的な雨漏りのリスク、そして外観上の美観や安全性の低下などが挙げられています。

新たに改良される屋根構造では、屋根材が滑らかに接合される設計とし、曲線を活かした美しい外観を実現するとともに、排水性能を向上させ、長期的な使用に耐える安全性を確保するとしています。

パタヤ市は「市民が安心して利用できる、基準を満たしたサッカースタジアムを完成させ、最大限に活用してもらいたい」として、品質を重視した整備を進める考えを示しています。