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タイ国政府観光庁は、ポーランドの航空会社「LOTポーランド航空」が、ワルシャワ―バンコク間の直行便を新たに就航すると発表しました。新路線は2026年10月26日に運航開始予定で、タイと中・東欧を結ぶ航空ネットワークの強化につながるとしています。2025年12月19日にタイ政府メディアNNTが伝えています。
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今回の直行便就航は、タイ国政府観光庁と航空会社、在ポーランド・タイ王国大使館などの連携により実現したものです。ポーランドおよび周辺国からタイへの移動時間が短縮され、旅行の利便性向上が期待されています。バンコクの国際観光都市としての存在感を、さらに高める形となります。
LOTポーランド航空は、2026年冬ダイヤ(2026/2027)において、週5便(月・水・木・土・日)でこの路線を運航する予定です。同社にとって長距離路線はサンフランシスコに続く2路線目となり、これまで中東経由や季節限定チャーター便が中心だった市場に、定期直行便が加わります。
ポーランドは、タイ観光における新興市場として注目されており、ポーランド人旅行者の間では、プーケット、クラビ、サムイ島といったビーチリゾートに加え、チェンマイ、チェンライ、ホアヒンなどへの関心も高まっています。滞在期間は平均して約2週間と長く、1人当たりの消費額も比較的高い傾向にあります。
観光統計によりますと、2024年には約18万人のポーランド人旅行者がタイを訪れ、約117億バーツの観光収入を記録しました。さらに、2025年1月1日から12月15日までの累計訪問者数はすでに21万3,000人を超えており、ワルシャワ―バンコク直行便の就航により、今後さらなる増加が見込まれています。
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