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タイ南部で非常に激しい雨と高波に警戒、16日まで影響続く

2025年12月14日 配信

タイ気象局は2025年12月14日、南部を中心に大雨から非常に激しい雨が続き、タイ湾およびアンダマン海で波が高くなるとして注意を呼びかけました。影響は12月16日まで続く見込みです。

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発表によりますと、14日から16日にかけて南部下部では広い範囲で強い雨が降り、ナコンシータマラート、パッタルン、ソンクラー、パッタニー、ヤラー、ナラティワート、クラビー、トラン、サトゥーンの各県では、局地的に非常に激しい雨となるおそれがあります。これは、北東モンスーンが強まり、タイ湾および南部を覆うためとしています。

海上の状況については、タイ湾下部で波の高さが2~3メートル、雷雨の際には3メートルを超える見込みです。タイ湾上部でもおよそ2メートル、アンダマン海の沖合や雷雨時には2メートルを超える高波が予想されています。気象局は、南部下部の小型船舶は出航を控えるよう求めるとともに、その他の船舶にも慎重な航行と雷雨域の回避を呼びかけています。

また、南部下部では短時間の強い雨や降雨の累積により、鉄砲水や土石流、低地の浸水が発生するおそれがあります。特に山沿いや河川付近、低地では警戒が必要です。

一方、タイ北部および内陸部では、中国からの寒気の張り出しの影響で気温が下がり、風が強まる見込みです。初めのうちは雨が降る可能性がありますが、その後、**東北部で3~5℃、北部・中部(バンコク首都圏を含む)および東部で2~4℃**の気温低下が予想されています。気象局は、気温低下による体調管理に注意するとともに、農作物への影響に備えるよう呼びかけています。

タイ気象局は、今後も最新の気象情報を確認するよう呼びかけており、次回の発表は12月14日17時に行われる予定です。

 

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