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パタヤ市長、グリーンライン(モノレールまたはトラム)を推進

2025年10月25日 配信

タイ東部チョンブリ県パタヤ市 は、公共交通インフラ整備の重点として、モノレール(またはトラム)形式の「グリーンライン」構想を推進しています。ポラメート・ガームピチェート市長は、2025年10月末に環境影響評価(EIA)を提出する準備を進めていることを明らかにしました。各報道が伝えています。



このグリーンラインは、パタヤ鉄道駅から市中心部、タップラヤを経てバリハイ埠頭までを結ぶ約 9.9 キロの路線として計画されており、都市交通網の“試金石”と位置付けられています。

パタヤ市では、この路線を皮切りに、全4本の主要路線(グリーン・イエロー・パープル・レッド)を設計・整備し、「住みやすく、スマートな観光都市」実現を目指しています。

今回の動きでは、コンサルタント企業が設計および環境調査の報告をまとめ、市当局とともにルートと停留所候補地の現地検証を実施。モノレール導入にあたって、地元住民の意見収集や設置適合性の確認も行われています。

承認が得られ次第、次段階として経済社会開発評議会(NESDC)による費用対効果などの審査を経て、内閣(閣議)決定を目指し、官民連携(PPP)方式により民間事業者の参加を募る流れです。市長はこのプロセスにおいて迅速な対応を図る意向を示しています。

今後、パタヤの交通渋滞緩和と国際観光都市としての競争力強化を視野に、グリーンラインを起点とした交通ネットワークの実現が注目されます。

 

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