【続報】パタヤ日本人スカートめくり事件～3人が謝罪、女性店主「タイ人は日本人が好き。もう二度としないで」

チョンブリー県パタヤの美容室で、日本人観光客グループが女性美容師のスカートをめくろうとした事件で2025年10月21日、加害者の3人が警察署で謝罪し、罰金を支払ったうえで和解が成立しました。女性店主は「反省している様子が見えた」として告訴を取り下げ、事件は終息しました。

事件は10月19日、パタヤ・ビーチ沿いの美容室「K.K Hairstyles @ Pattaya Barbers & Salon」で発生。酒に酔った日本人観光客4人が来店し、1人が髪を切っている間に他の3人が女性店主（34）のスカートをめくろうとする様子が防犯カメラに映り、SNSで拡散。タイ国内外で「タイ女性を侮辱する行為だ」と批判が相次ぎました。

警察は10月21日、ホテルに滞在していた4人を特定し、そのうち3人がパタヤ署に同行。刑法第388条「公然わいせつ行為」に基づき、最高5,000バーツ以下の罰金刑を科し、3人はその場で支払いを済ませました。罰金の具体的金額は公表されていません。

同日夜、3人は再びパタヤ署を訪れ、女性店主に直接謝罪。深く頭を下げ、「心から申し訳ない。二度としない」と伝え、精神的な補償金も支払いました。

女性店主のカノックカーンさんは、現地メディアに対し次のように語っています。
「反省している様子が見えたので許しました。事件を大きくしたくなかったからです。
ただし、警告したいことがあります。タイ人は日本人を好いています。多くの日本人は良い人で、礼儀正しいです。
しかし、あなたたちの行為はタイの女性やこの国への敬意を欠いています。
これからはタイに来ても、誰に対しても同じことをしないでください。」

現地報道によると、罰金の支払いと被害者との和解が確認され、事件は法的に終結したとみられています。日本人観光客らは観光ビザの有効期限内に出国する見通しです。

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