インフルエンサーがパタヤ警察に出頭し謝罪　「金のネックレス紛失」は“酔っての冗談”と釈明

2025年10月14日、タイ東部チョンブリ県のパタヤ警察署に、タイの人気インフルエンサーであるプラチャヤー・ヒリラット氏（30）と友人のペット・カムットマート氏（45）が出頭し、警察の事情聴取を受けました。各報道が伝えています。

この騒動は、SNSページ「เจ๊ม่อย V+」が「インフルエンサーの“コン”がパタヤビーチで金のネックレスを奪われた」と投稿したことに端を発しています。投稿は瞬く間に拡散され、「観光客の安全を懸念する声」や「店の宣伝ではないか」「炎上狙いでは」などの批判が相次ぎ、地元住民の間で「パタヤのイメージを損なう行為だ」と強い反発が広がっていました。

午後4時半ごろ、2人は警察署に出頭。プラチャヤー氏は両手を合わせて頭を下げ、「パタヤの皆さんに申し訳ない。軽率でした」と謝罪。「酔った勢いでふざけて動画を撮っただけで、本当に金が盗まれたわけではない」と釈明しました。動画は“冗談のコンテンツ”として撮影されたもので、故意に都市の評判を傷つける意図はなかったとしています。

担当のコサラ警察副署長は、両名から事情を聴取し、今後は法に則って対応を進める方針を明らかにしました。

SNS上では「軽率すぎる」「“知らなかった”では済まされない」といった批判が続出しており、「#รู้เท่าไม่ถึงการณ์（軽率）」「#ทองไม่ได้หาย（金はなくなっていない）」などのハッシュタグがタイ国内でトレンド入りしています。