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タイ国鉄(SRT)は、2025年10月から12月にかけて、タイの涼しい季節(乾季)に合わせた観光列車ツアーを実施します。日本から導入し改装した特別車両「ロイヤルブロッサム(Royal Blossom)」と「キハ(KiHa)」を使用し、一日または一泊の鉄道旅を楽しむプログラムです。
「ロイヤルブロッサム」を使用した日帰りツアーは以下の2路線で運行されます。いずれも土曜・日曜限定です。
バンコク〜ペッチャブリー線(10月の毎週土曜・日曜)
バンコク〜ロッブリー線(11月・12月の毎週土曜・日曜)
「ロイヤルブロッサム」は、もともとJR北海道で活躍していた夜行急行「はまなす」の車両をタイで全面改装したものです。日本時代の面影を残しつつ、華やかな内装と快適な座席に生まれ変わっており、特別感あふれる列車旅が楽しめます。
一方、日本のディーゼル車両「キハ(KiHa)」を使用した宿泊ツアーは、以下の4路線が設定されています。
バンコク〜ラーチャブリー線(11月1〜2日)
バンコク〜ホアヒン線(プラチュアップキリカーン県)(11月15〜16日)
バンコク〜カンチャナブリー線(11月29〜30日、12月6〜7日)
バンコク〜プラチュアップキリカーン線(12月13〜14日)
「キハ」は、日本で活躍していた軽快なディーゼル動車。タイ国鉄では、日本から譲り受けたこれらの車両を観光用に改装し、車窓からの景色を楽しみながらゆったりと旅ができる列車として人気を集めています。宿泊ツアーでは、列車内で一夜を過ごしながら沿線の自然や街並みを満喫できます。
詳細はSRT公式サイト(www.dticket.railway.co.th)およびSRTホットライン(1690)で確認できます。
予約は全国の鉄道駅、SRT公式サイト、またはSRT D-Ticketアプリから可能です。
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