プーケット空港で米国人逮捕、ヘロイン6.6kg所持でフランスへ密輸未遂

2025年7月16日、プーケット国際空港で、アメリカ国籍の60歳の男性が大のヘロインを海外へ持ち出そうとしたとして逮捕されました。

当局の発表によると、この男性はドーハ経由でブリュッセル、最終目的地フランス行きの便に搭乗しようとしていたところを拘束されました。持ち込もうとした荷物の中には、「コーヒーメイト」のクリーマー箱10個に偽装されたヘロイン6.6kgが隠されていたとのことです。

摘発は、海外の捜査機関から提供された情報に基づくもので、7月14日から16日にかけての宿泊先も把握され、空港に向かうまで監視が行われていました。

空港でのX線検査により不審な物体が見つかり、手荷物を調べた結果、黄色いテープで包まれたヘロインが発見されました。本人は「フランス人の知人に頼まれて荷物を運んでいたが、中身は知らなかった」と話しているということです。

当局は現在、密輸に関与した他の人物の特定を進めており、容疑者にはタイの厳しい麻薬関連法に基づき、複数の罪状が適用される見通しです。