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観光ビザで拠点化?パタヤで中国人25人を不法就労などの容疑で摘発

2025年6月18日 配信

2025年6月17日午前、タイ東部チョンブリ県パタヤ市で、タイ警察が中国人グループ25人を不法就労の疑いで拘束しました。摘発を行ったのは、パタヤ署および管轄の捜査部隊で、観光ビザで入国した中国人が住宅を拠点に組織的な活動を行っていた疑いが持たれています。



捜査対象となったのは、タプラヤ地区と高級住宅地「ビュータレー・ビレッジ」にある2軒の一戸建て住宅。裁判所の捜索令状を得て現場に踏み込んだ警察官らは、内部で滞在していた中国籍の男女25人を発見しました。

現場では、観光とは無関係と思われる多くの物品が押収されました。手帳や中国語のスケジュール帳、ノートパソコン、複数のスマートフォン、さらに中国のSNS「QQ」が開かれた画面、インターネットルーターなどが揃っており、複数人で連携して活動していたとみられています。

全員が観光ビザで入国していたものの、就労許可証を所持していた者は一人もおらず、そのうち1人はなんと「5年1ヶ月4日」にわたってオーバーステイしていたことが判明しました。

警察は、以下の容疑で全員を送検する方針です:
不法集団(いわゆるアントラージュ、อั้งยี่)への加担
外国人による無許可労働
滞在期限を超えての不法滞在

容疑者らは一様に容疑を否認しているものの、押収された電子機器や記録類からは、住宅が単なる「滞在先」ではなく、何らかの活動拠点として使われていた実態がうかがえます。

 

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