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タイ政府は月31日、北部ウボンラチャタニー県チョンボク付近で起きたタイ軍とカンボジア軍との衝突を受けた一連の噂について、「タイ・カンボジア間の国境は引き続き開放されており、国境検問所の閉鎖命令は一切出ていない」と公式に発表しました。各報道が伝えています。
政府報道官によると、ペートンタン・チナワット首相は今回の国境情勢を注視しており、関係機関や治安部隊から定期的に情報を受け取っていると説明しました。その上で、国境封鎖に関する噂については「事実無根」であると強く否定しました。
「国境は平常通り機能しており、両国の人々は日常的な往来を続けています。とくに連休初日となった今日は、タイ人観光客や外国人旅行者の移動も活発で、国境貿易も順調です」とフアンサップ氏は述べました。
また一部で流布されている「6つの検問所および10カ所の臨時国境通過点が閉鎖された」とする情報についても、「そのような命令は出ておらず、すべての検問所は通常通り開放されています」と強調しています。
政府はあわせて、SNSなどで不確かな情報を流布する行為が国際関係を損なうおそれがあるとして、冷静な対応と公式情報源の確認を呼びかけました。
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