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2025年5月28日早朝、タイ東北部ウボンラチャタニ県の「チョンボク(ช่องบก)」と呼ばれる国境地帯で、タイ軍とカンボジア軍の間に一時的な衝突が発生しました。各報道が伝えています。
この地域は、両国間で正式な国境線が定まっておらず、長年にわたり領有権が重複して主張されてきた場所です。タイとカンボジアは、こうした緊張を避けるため「現状維持の原則(Status Quo)」に合意しており、建物の建設や兵力の移動など、現状を変更する行動は事前に通告することが求められていました。
しかしながら、28日午前5時45分ごろ、タイ側がカンボジア軍による陣地設営のような動きを確認したため、調査のため現地に派遣されたタイ軍部隊とカンボジア軍の間で衝突が起きました。
この部隊は、スラナリー軍の第1任務部隊で、通常任務の一環として監視活動を行っていたとのことです。タイ軍は、今回の行動において、領土的主張や挑発の意図はなかったと説明しています。
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