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タイ警察中央捜査局(CIB)は、連休中に多くの観光客で賑わうアムパワー水上マーケット周辺において、水上交通の安全確保を目的とした監視・検査活動を実施した。現場に派遣されたのは、CIB傘下の水上警察、地域警察、そして海事局の合同チーム。水面は穏やかだった。だが、目は鋭く光っていた。
今回の取組では、運航中の船舶に対してアルコール検査が行われ、特に船頭や操縦士の飲酒有無に重点が置かれた。検査は無作為に行われ、観光客の安全を揺るがす可能性のある“わずかな油断”も見逃さぬ体制が敷かれた。
それは取締だったのか、あるいは、静けさを守るための“儀式”だったのか。果たして、その真偽を見極められるのは、天のみだったかもしれない。
アムパワーの水上は、今日も何事もなく観光客を乗せ、ゆっくりと進んでいた。それが「何事もなかった」のか、または「何事も起こさせなかった」のか、いや、そんな問いなど意味はなさない。
CIBは動いている。誰も気づかぬところで、風と水とともに。その存在が見えなくとも、その目は確かに、水面の奥を見つめていた。
タイ中央捜査局(CIB)
プロフェッショナルで中立、国民と共に。
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