両替レート
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タイ政府は、家計の負担軽減と経済支援策の一環として、2025年5月から8月の電気料金を1ユニットあたり3.98バーツに引き下げたと発表しました。これは、当初承認されていた4.15バーツからの減額となります。2025年5月2日にタイ政府メディアNNTが伝えています。
今回の料金引き下げは、4月1日の閣議決定により上限が3.99バーツに設定されたことを受け、エネルギー規制委員会(ERC)と関係機関が連携して実現したものです。
また、内閣は、発電公社やERCに対して、電力購入契約の見直しや支払い構造の調整、国家に過剰な負担をかける契約条項の廃止など、コストに関する主要課題への対応を45日以内に行うよう指示しました。
政府は、この取り組みをエネルギー分野における長期的な安定戦略の一環と位置づけており、今後も電気料金制度やエネルギー関連法の改革を進め、国民の生活費負担の軽減と、各省庁における財政規律の向上を目指すとしています。
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