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タイ政府、2026年MotoGP開催契約の延長を検討へ

2025年3月6日 配信

タイ政府は、2026年のMotoGP開催契約の延長を検討しており、ペートンターン・チナワット首相は観光・スポーツ省に対し、実現可能性調査を実施するよう指示しました。契約が延長されなければ、2026年がタイでのMotoGP開催の最終年となる可能性があります。タイ政府メディアNNTが2025年3月5日に伝えています。



調査では、財政的な実行可能性や経済的影響を評価し、開催継続の是非を判断します。ペートンターン首相は、「国と国民に利益をもたらすイベントは、財政的に持続可能である限り継続すべき」との考えを示しました。一方で、調査の結果、赤字が見込まれる場合には、政府は予算の再配分や継続支援の是非を再検討する方針です。

今回の見直しでは、観光収入や地域経済への影響、タイの国際モータースポーツにおけるプレゼンスなどが考慮されます。契約更新については政治的な影響も指摘されており、開催地であるブリラム県のチャーン・インターナショナル・サーキットがベテラン政治家の所有であることが議論の的となっています。しかし、ペートンターン首相は「決定は政治的な要素ではなく、国益と経済的利益のみに基づいて行う」と強調しました。

また、MotoGPの開催による収益は、開催地の所有者にかかわらず、地方経済および国家経済に貢献していると説明しました。最終決定は実現可能性調査の完了後に下される予定であり、その結果によって、タイが2026年以降もMotoGPを開催し続けるか、観光やスポーツの他の機会に資源を振り向けるかが決まります。

 

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