ブアカーオも登場！パリ五輪でムエタイが特別展示～伝統と競技の魅力を紹介

ムエタイは、フランス・パリのオリンピックパークで2024年7月26日から8月11日まで、夏季オリンピックの文化展示の一環として披露される予定です。この展示は、将来的にムエタイがオリンピック競技として採用される可能性に向けた大きな一歩です。タイ国営メディアNNTが伝えています。

このプログラムでは、ムエタイがサイドイベントとして紹介され、オリンピックの参加者に伝統的なタイの武術を垣間見る貴重な機会を提供します。オリンピックパーク内のボクシングハウスで5日間にわたる特別ワークショップが開催され、主な活動は8月5日と6日に予定されています。クラブフランスに特設されたスタジアムでは、24か国の選手が参加する競技試合が2日間にわたり行われ、毎日10時間にわたってムエタイが披露されます。

このイベントは国際ムエタイ協会連盟（International Federation of Muaythai Associations：IFMA）が主催し、ムエタイの技術的な側面や文化的な重要性を示すバーチャルデモンストレーションも含まれます。また、ムエタイ音楽の演奏や、トレーナーや精霊に敬意を表するワイクルーの儀式など、伝統的な要素も取り入れられます。

さらに、この祭典を盛り上げるために、ブアカーオ・バンチャメーク氏がワイクルーの儀式に参加し、ムエタイの起源とその重要性について観客を楽しませながら伝える予定です。