パタヤのBolt、バイタク乗り場の半径100メートルで客の受け入れ禁止＋黄色ナンバー登録義務付け

通常のタクシーの他にもバイクタクシーを呼ぶことができる配車アプリのBolt。バイクタクシーがバンコクに比べて非常に高いパタヤでは、Boltを使うことで安価で移動ができるのですが、正規の許可を得てバイクタクシーの運転手をしている人からすれば、Boltライダーは邪魔でしかないでしょう。バイクタクシー vs Boltというトラブルも、度々ニュースになります。

パタヤを含むチョンブリ県バングラムン当局は2023年7月12日、今後、Boltライダーは合法的なバイクタクシー乗り場から半径100メートル以内では乗客を拾うことができなくなるとの裁定を下しました。さらに、Boltライダーは、4ヶ月以内に黄色い公共交通機関のナンバーを登録し、その他の要件を満たす必要があります。

以上の決定を行った会議には、パタヤ警察署、バングラムン警察署、ノンプルー警察署の警察官、国会議員、チョンブリ県交通局職員、バイクタクシー運転手とBoltライダーの代表らが出席しました。

■Boltライダーには以下のことが要求されます。
・黄色い公共交通機関のナンバーを登録する。
・バイクや一般タクシーの運転手と同様に、地元自治体に適切なタクシー料金を支払う。
・合法的なバイクタクシー乗り場の半径100メートル以内では客を拾わない。

また、Boltライダーのルール違反を、バイクタクシーの運転手が写真を撮り、警察に告発することができるとのことです。なお、半径100メートルルールは当事者同士の合意であり、法律で義務付けられているわけではありません。

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