タイ最大級の有機キャッサバ総合メーカー「ウボン・バイオエタノール」が高付加価値製品の開発に向けたバイオ技術パートナー企業を募集

日本とタイをビジネスでつなぐB2Bマッチングプラットフォーム「TJRI」を運営するMediator Co., Ltd.（本社：タイ王国バンコク、代表取締役社長：ガンタトーン・ワンナワス）は、タイ最大級の有機キャッサバ総合メーカーのウボン・バイオエタノール（以下、UBE）をゲストに迎え、2022年10月19日（水）日本時間12:30よりオンラインにて「Open Innovation Talk」を開催します。

本プログラムでは、UBEが募集する高付加価値製品（食品及び食品素材、生分解性パッケージ、航空燃料）の開発に向けたバイオ技術パートナーの詳細について発表します。タイや東南アジアへのビジネス進出を目指す企業は絶好の機会となります。

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UBEは2006年に創業し、タイ東北部ウボンラチャタニ県を拠点にキャッサバ加工製品の製造・販売を行うキャッサバの総合メーカー企業です。エタノール事業、キャッサバスターチ事業（食品事業）、有機農業の3つの事業を核とし、2021年にはタイ証券取引所（SET）に上場を果たしました。エタノール生産事業者としてはタイ国内第4位、キャッサバ由来のエタノール生産における単一の生産ラインでは国内最大規模の生産量を誇ります。

また、ウボンラチャタニ周辺の4,000以上の契約農家と強い結びつきを持ち、スマートテクノロジーの活用や専門チームによる「ウボン・モデル」と呼ばれる農家への教育プログラムを通して、持続可能な事業運営を目指しています。

今後はキャッサバを原料とした高付加価値な製品（食品及び食品素材、生分解性パッケージ、航空燃料）の開発事業のさらなる拡大を目指しており、事業を加速させるために、この度バイオ技術を持つ開発パートナー企業を募集します。

今回の “Open Innovation Talk” では、UBEの事業戦略や日本企業との協業で希望する分野や方向性について皆さんと一緒に深掘りしていきたいと思います。

▼お申込みはこちら▼
https://bit.ly/3RAkSfb

◆開催概要
プログラム名：Open Innovation Talk EP.012｜Ubon Bio Ethanol
日　時　：2022年10月19日（水）日本時間：12:30 – 14:00 /  タイ時間：10:30 – 12:00
場　所　：ZOOMを使ったオンライン配信
言　語　：日本語 / タイ語の逐次通訳
費　用　：無料

◆アジェンダ
1. TJRIのご紹介
2. ゲストトーク
– UBEの事業概要の紹介
– UBEの今後の事業計画
– UBEのニーズ発表と日本企業との事業提携の機会提供
3. Q&A

◆対　象
・キャッサバを原料とした製品開発技術（バイオ技術・食品開発・生分解性パッケージ開発等）を持つ日本企業
・タイ企業の動向やタイ企業との連携に興味がある方
・タイや東南アジア進出に興味のある日本企業

▼お申込みはこちら▼
https://bit.ly/3RAkSfb

◆ニーズと利用可能なアセット
[1]  ベーカリー用有機キャッサバスターチ原料の食品生産・開発のパートナーを募集
【ニーズ（日本企業に求めること）】

• ベーカリー用の有機キャッサバスターチ原料の健康食品やスナックの生産・開発の共同投資または共同研究開発のパートナーを募集

【利用可能なアセット】

• 有機キャッサバスターチとベーカリー用の有機キャッサバスターチ（生産量：年間7-8万トン）
• タイ、アメリカ、EU、日本、中国、韓国などの国際的な認証を受けた100％オーガニックキャッサバスターチを使用した自社ブランドのTasuko、Savvy（小麦粉と同じように料理やベーカリー製品に使用することができ、色、香り、味、食感などユニークな特性と小麦粉に近い性質を持つ。グルテンにアレルギーを持つ人にも適している）
• ベーカリー用のキャッサバスターチは、次の3グループ。①有機キャッサバスターチ。小麦粉のように使用できる万能な素材 ②ベーカリー用の有機キャッサバスターチミックス ③Ready To Eatの2つの加工製品（1. Brownie Brittle 2. Gluten free bread）

[2]  機能性食材（食品・サプリメント用）の最先端バイオ技術・素材技術パートナーを募集
【ニーズ（日本企業に求めること）】

• 機能性食品（食品・サプリメント）の素材、甘味料、糖アルコール、プレバイオティクス、プロバイオティクス、酵素、トレハロース、物理的変性デンプンなどのハイテクかつ革新的な食品添加物の生産パートナー
• バイオベースの原材料を高付加価値な物質に変えることができる食品産業向けのバイオテクノロジー（高価値の生物活性化合物の開発と生産技術）

【利用可能なアセット】

• タピオカスターチの製造工場
• 有機キャッサバスターチとベーカリー用の有機キャッサバスターチの製造工場（生産能力300トン / 日）
• シロップなどのオーガニック甘味料製品・マルトデキストリン（Maltodextrin）の生産ライン（生産量300トン / 日）*オーガニックキャッサバの加工製品の高付加価値化に取り組む
• 燃料用と工業用エタノールの生産のハイブリッド技術を持つエタノールプラント（生産量40万リットル / 日）

[3]  生分解性パッケージの製造に投資または共同研究・生産開発出来るパートナーを募集
【ニーズ（日本企業に求めること）】

• キャッサバスターチを主原料とした生分解性食品パッケージ（生分解性包装）の製造パートナー

【利用可能なアセット】

• キャッサバスターチの製造工場（生産能力：700トン / 日）*キャッサバ60万トン / 年に対するキャッサバスターチの生産量は15万トン / 年

[4]  サステナブルな航空燃料に投資または共同研究開発出来るパートナー
【ニーズ（日本企業に求めること）】

• 持続可能な航空燃料製造のためのパートナー

【利用可能なアセット】

• エタノールプラント（生産能力：40万リットル / 日、1億4,600万リットル / 年）
• 燃料グレードと工業グレード両方のエタノールを生産できる工場（国内第4位の規模）
• ウボンラチャタ二県内の約900ライ（約144万㎡）の敷地にあるエタノール生産工場

◆スピーカー紹介

Ms. Sureeyot Khowsurat
Managing Director, Ubon Bio Ethanol Public Company Limited
2010年よりウボン・バイオエタノールの副マネージング・ディレクターを務め、2022年にマネージング・ディレクターに就任。オーストラリア・ディーキン大学商学部 財務・会計専攻 学士号及びチュラロンコン大学サシン経営大学院 経営学 修士号取得。

◆司会進行

Mr. Kantatorn Wannawasu
Mediator Co., Ltd. CEO
在日経験通算10年。埼玉大学工学部卒業後、在京タイ王国大使館工業部へ入館。タイ国の王室関係者や省庁関係者のアテンドや通訳を行い、タイ帰国後の2009年にMediator Co., Ltd.を設立。日タイの政府機関や地方自治体、日系企業などのプロジェクト・コーディネートの他、これまで1万人以上の講演実績を持つ。2021年6月に日本とタイをビジネスでつなぐB2Bマッチングプラットフォーム「TJRI」を立ち上げた。

▼お申込みはこちら▼
https://bit.ly/3RAkSfb

（イベント紹介元ページ：https://bit.ly/3SKeXW8）