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25年間死んでいた男性に身分証明書を付与

2022年7月27日 配信

©ナコンサワン県広報室

ナコンサワン県知事は2022年7月26日、25年前に肺疾患で死亡したと報告された男性(65歳)に、新しい身分証明書を付与しました。 



新しい身分証明書が与えられたのは、ナコンサワン県ムアン区プラノーン に住むオンアートさん。

オンアートさんは、1997年にノンタブリー県のタイ中央胸部研究所で肺の炎症で死亡したと届けられており、葬式も執り行われたようです。しかし、実際に亡くなったのは同姓同名の別人でした。

オンアートさんは、自身が死亡している状態であることは知らずに過ごしており、2013年に身分証明書の延長手続きをする際に、番号が無効になっているを知りました。

誤って死亡の手続きが行われいることに対して、オンアートさんはノンタブリ県に死亡の取り消しを求めて苦情を提出しましたが、ノンタブリ県は無視。最近になって、ナコンサワン県に苦情を申し立てたことで、新しい身分証明書を得るに至ったのです。

オンアートさんは、死亡している間に失っていた全ての権利を取り戻しました。

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