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危険なソーセージを食べた子供たちが入院、認可なし食品工場を摘発

2022年2月3日 配信

タイ保健省食品医薬品局(Food and Drug Administration:FDA)とタイ警察中央捜査本部(Central Investigation Bureau:CIB)は2022年2月2日、チョンブリ県内の危険な食品を製造している疑いのある工場を襲撃し、32品目、約70万バーツ相当を押収しました。


ソーセージを食べた子供たちが、メトヘモグロビン血症になり入院したことで、警察に相談が持ちかけられ調査を開始。ソーセージを製造したのがチョンブリ県の製造業者であることが特定され、今回の襲撃となりました。

ソーセージやミートボールなどが製造されていた当該の工場のオーナーは、適切な認可を受けずに操業していたことを自供。 ソーセージの製品ラベルにはFDAの番号がなく、子供たちが食べたものと一致したと伝えられています。

適正製造基準(GMP)によると、問題の製品は19点(16.67%)しか得られず、適合性テストに不合格でした。製造管理がなされておらず、多くの工程が法的な工場プロセスに則っていないなど、多くの欠陥が見つかりました。

押収された製品から禁止物質が検出された場合、工場は食品法違反の罪に問われます。

汚染された食品の製造は、2年の懲役か2万バーツ以下の罰金、またはその両方が科せられます。不純物混入食品の製造は、6ヶ月から10年の懲役、または1,000バーツから10万バーツの罰金が科されます。

また現在、GMP基準にない食品を製造した場合、工場所有者は1万バーツ以下の罰金、さらに食品ラベルが不正確な場合は3万バーツ以下の罰金が科されることになっています。

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