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在タイ日本国大使館は2022年1月25日、2021年(令和3年)度第3四半期(10~12月)に発生した日本人が絡んだ犯罪等に関する情報を通知しています。
<犯罪傾向>については、2021年10~12月で日本大使館に、日本人が犯罪被害にあったとして10件の届け出がありました。その詳細については不明です。
<邦人事件簿>では、11月に日本人が詐欺等の容疑で逮捕されました。おそらく「元ヤクザの日本人の男をバンコクで逮捕、違法に医療用手袋を製造・販売 」のことかと思われます。他にも、不法滞在により強制退去となった事例もあったようです。
<その他注意事項>についいては、以前より発生している「見せ金詐欺」が続いているようです。
バンコク、特にスクンビットエリアやショッピングモール等を中心に「日本円の見せ金詐欺」が発生しています。犯人は、日本語や英語等を交えつつ、親日派であることを言葉巧みにまくし立て、被害者から日本円を提示させ、金銭を抜き取ります。不審な人物から、財布や日本円の提示を求められても、安易に応じないようにしてください。
また、被害者の中には犯人から声を掛けられる直前に、両替所に立ち寄っているケースもありました。犯人は「犯行の標的」のスキを伺っています。見知らぬ人から不審な行為をされた場合には、貴重品から目や手を離さないようにし、毅然とした態度で対応することが重要です。
とのことです。
また、先日も大使館より注意喚起が出ましたが、ゴルフ場でのクレジットカードすり替え事案が発生しています。
首都バンコクや近郊の県に所在するゴルフ場において、ロッカー内に預けている財布からクレジットカードを抜き取られ、別の第三者名義のカードにすり替えられるケースや、カウンターで自身のクレジットカードで料金支払後、別の第三者名義のカードを返却され、気付かずにいたところ、その後自己名義の実際のカードにより何者かに不正使用されたとの報告を複数件受けています。
被害防止のため、鍵のかかるロッカー等であっても決して油断することなく、貴重品等は肌身離さない等の防犯措置を徹底してください。また、財布からクレジットカード等を入れ替えられた場合には、自身の物でないと気づくまでに時間が要することもありますので、御注意ください。あわせて、クレジットカードでの支払い後は、改めて自身の物に間違いがないか必ず確認し、スキミング被害にも十分注意してください。
とのことです。
さらにパスポートの紛失・盗難等は、合計で11件でした。パスポートの管理にご注意ください。
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