【非常事態令で集会禁止】借りた筏の上でドラッグパーティー、若者25人を逮捕

「世界遺産・古都”アユタヤ”を堪能する5つのこと」より

新型コロナウイルス感染拡大を抑止するため、タイでは非常事態令が発出中。集団感染を防ぐために、集会なども厳しく禁じられています。当然多くの人が集まってのパーティー開催は許されません。

そんな中で2020年3月30日夜、タイ中部アユタヤで筏を借りて川の上でパーティーを開催していた25人の男女を当局が逮捕しました。当局は、筏からケタミンやエクスタシー、覚醒剤などの麻薬や大麻、酒を押収。25人は病院で薬物検査をした後、警察に引き渡されました。

25人は非常事態令下の集会禁止の違反や、薬物・大麻使用などの罪で罰を受けることになります。

なお今回の摘発は、周辺住民からの通報により行われたとのことです。

先日27日夜にはタイ北部チェンライでも周辺住民からの通報により、ホテルでパーティーを開催していた男女22人が逮捕されています。

「仏暦２５４８年非常事態における統治に関する勅令」（非常事態令）
第５項 集会の禁止
非常事態対策の責任者（注：プラユット首相）が指定する、ないし治安維持関連法が定めるいかなる場所においても、密集状態を生じ、治安の不安定化を誘発するような集会もしくは会合の実施を禁ずる。

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