日本人らがタクシーに現金500万円など置き忘れ、22歳のタクシー運転手が届ける

乗車拒否、ボッタクリ、危険運転など邪悪なタクシー運転手も少なくないタイ・バンコクで、善良なタクシー運転手の明るいニュース。日本でタイ料理店を経営するタイ人女性と日本人男性がタクシーに忘れた多額の現金などが入ったバッグが、無事戻ったようです。

2020年1月13日夜にバンコク・ドンムアン空港に降り立った、タイの不動産会社の役員で日本でタイ料理店を経営するタニサラーさんと日本人男性。二人は空港からタクシーで目的地へ。無事到着し、助手席とトランクに積んだ荷物を下ろしてタクシーは去りましたが、そこでバッグを一つ下ろし忘れたことに気付いたのだとか。忘れたバッグに入っていたのは、現金500万円と23,440バーツ、ブランド品や宝石などでした。

忘れ物があることに気づかなかったタクシー運転手ですが、次の乗客が助手席に乗った時、足元にバッグがあることを知らされます。それが前に乗せた2人のものであるとわかり、交通ラジオ曲FM91に届けたのです。バッグはその翌日に無事二人の手元に戻りました。

タニサラーさんは、バッグの中身が全て無事に戻ってきたことに感謝をし、タクシー運転手にお礼として23,440バーツを渡したのだとか。

なお、このタクシー運転手はウボンラチャタニ出身の22歳。タクシー運転手をはじめて3年とのことです。

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