プーケット・パトンビーチでタクシー運転手が外国人観光客に暴行（動画あり）

タイ南部プーケットのパトンビーチにある人気のナイトマーケット・マリンプラザで2019年3月28日よる11時頃、アラブ人男性観光客が、タクシー運転手たちに暴行されるという事件がありました。その様子を撮影した動画がSNSで拡散しています。

動画には、アラブ人男性1人に対して、2人（？）の男たちが殴る蹴るの暴行をする姿が映っています。悲鳴のような女性の声は、このアラブ人男性の妻で、子供も一緒にいたとのこと。

報道によると、タイ警察は通報を受けて、アラブ人男性に事情を聞くなど捜査を行なっています。しかし事件の原因については、まだ明らかにされていません。また警察は、アラブ人男性を暴行したタクシー運転手の行方を探しています。

タクシーとのトラブルと言えば、多くが料金を巡るものでしょうか。現段階では事件の原因がどこにあるかわかってはいませんが、外国人観光客が暴行被害を受けたとなると、プーケット全体のイメージダウンに繋がることは間違いないでしょう。

［追記］
The Phuket Newsよると、暴行を加えたのは、トゥクトゥク運転、バイタク運転手ら6人。暴行を受けたのはサウジアラビア人男性2人。

サウジアラビア人男性2人、女性1人、子供1人の合計4人が、マリンプラザ前でトゥクトゥク運転手にホテルまで行くように依頼。料金交渉の後、彼らは荷物をトゥクトゥクに置き、再度ナイトマーケットに買い物で出かけたそうです。トゥクトゥク運転手は、買い物を待つのは時間の無駄と思いホテル行きを拒否。すると彼らは他のトゥクトゥクを手配するように言ったそうです。そこから口論が始まり、暴行事件となったのだとか。