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在タイ日本大使館からのお知らせ(洪水発生時の感染症についての注意)2011年11月11日

2015年9月19日 配信

「洪水発生時に起こりうる感染症についての注意喚起」についての補足説明

 10月28日付大使館からのお知らせ「洪水発生時に起こりうる感染症についての注意喚起」発出後、在留邦人の方から多くの問い合わせが寄せられていますので、次のとおり補足説明をします。

1.お知らせ発出の経緯
被災地域では汚水の貯まった状態が長期間続いていることから、衛生状態の悪化が懸念され、念のため起こりうる感染症について前もって注意喚起をしました。現在のところ、洪水による特定の感染症の流行の報告があるわけではなく、またお知らせを発出した時期に特に感染症の流行が懸念されたわけではありません。

2. 起こりうる感染症について
①コレラ、A型肝炎、腸チフス等
②レプトスピラ症、結膜炎、破傷風等
③デング熱、マラリア等
④インフルエンザ等
一般的に洪水発生時に起こりうるものとして①~④を記載しました。
いずれもタイ保健省の統計では、普段ある程度タイ国内で患者数発生がみられるもので、特別なものではありません。
今後衛生環境が悪化する場合には、ある程度の感染症の流行が起こる可能性はありますが、適切な予防策をとっていれば、相当程度防ぎ得るものと思われます。

3. 予防策について
手洗いの励行や飲食物の注意等、いずれも基本的なもので、特別なものではありません。普段からタイで生活するうえで気をつけるべきものとほぼ同じであるとも言えます。
上水の汚染を心配される方もいますが、少なくとも現時点で上水の水質は概ね安全ということであり、これだけでも上記①の感染症の流行の可能性はかなり低くなります。また飲用にはボトル水を利用することをおすすめします。
また、洪水の水のなかにはできる限り入らないのが一番です。入らざるをえない場合、汚水にさらされた後は十分に洗い流すことが重要です。その後に発熱等なにか症状がある場合には、速やかに医療機関の受診をおすすめします。

4 .ワクチンについて
洪水時に限らず普段からタイで生活するうえでは、A型肝炎、B型肝炎、および破傷風のワクチン接種をすすめています。洪水時に破傷風が増えるという報告は特にありませんが、状況的に水の中を歩いたり洪水後の作業をしたりすれば、何かを踏んで破傷風に感染する可能性は普段よりは増えるものと考えられます。なお、それぞれのワクチンの詳細については、こちらのサイトをご参照ください。

5.その他
疲労等で免疫力が下がると、それだけで感染の危険度は増えます。インフルエンザを含め風邪や胃腸炎が増加する等、災害時における感染症という面では、実際にはむしろこちらの要因によるものの方が、発生件数としてはずっと多いものと思われます。十分な休養を取り、心と体の健康の維持に気をつけていただければと思います。
まとめ
衛生環境の悪化により、被災地域での感染症の流行は多かれ少なかれ予想されますが、基本的な感染予防の注意をしていれば、ただちに邦人社会に大きな流行が及ぶ危険性は高くないものと思われます。過度な心配や不安を抱くことなく、普段の日常生活の中で、適切な予防対策を取るよう心がけていただければと思います。

(問い合わせ先)
在タイ日本国大使館
○医務官宛
電話:(66-2)696-3000, (66-2)207-8500 (代表)
FAX:(66-2)207-8511(領事部)