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物価が上昇中のタイでは、屋台や食堂であっても今どきは1食20バーツ代で食べられることは殆どなく、30バーツ代でも難しいですね。50バーツ以上も当たり前の今、バンコク中心部なのに最安で食事ができると言われているのがアソークにあるショッピングセンター「ターミナル21(Terminal21)」5階のフードコート「ピアー21(Pier21)」です。
ランチ前に訪れた、「ターミナル21」のフードコート。普通のフードコートならまだまだ空いている時間のはずなのに、ここはかなりの人出。その理由はズバリ安いから!しかも美味しい!
フードコートでは、まずはカウンターで現金とカードを交換します。例えば100バーツ渡せば、100バーツがチャージされたカードが渡されて、それで支払います。使い切れなかった分は同じカウンターで払い戻しが出来るので安心です。
沢山の店舗が並ぶフードコート。料理の数々を見てみると・・・
写真の料理の価格を見てもらうと分かる通り、安い安い!今どきのバンコクでは考えられない安さです!
オーダーしたのは、「ラートナー(ราดหน้า.)」というあんかけ麺で、なんと29バーツ。安すぎ!
さらに「マンゴーシェイク」は30バーツ。ご飯より高いけど、安い!!
食事が終わったら、食器返却コーナーまで運びましょう。
さて、「ターミナル21」のフードコート「ピアー21」の価格が、これほどまでに安い理由ですが、フードコートに入っているお店に家賃の負担がないから。家賃の高さに苦しむ飲食店は少なくないですが、家賃なしでバンコクの一等地の人気ショッピングセンターの中に店が出せてしまうなんて最高!その分、他に比べて安価で料理が提供できるんですね。
「ターミナル21」ではフードコートに年間2000万バーツをかけているそうですが、広告に費用をかけるよりもフードコートを充実させて人を呼ぶという戦略。5階のフードコートでお腹いっぱいになってもらって、階を下りながらゆっくりショッピングを楽しんでもらうのだそうです。
<参考>
[“หุ้น” กันมั๊ย!] “ขาดทุน คือ กำไร…กำไร คือ ขาดทุน” – Blockdit)
เบื้องหลังความสำเร็จของ Terminal 21 – Sanook
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