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毎日お届けする「タイの今日は何の日」。9月27日、タイではどのような出来事があったのでしょうか。
1687年9月27日、フランス国王ルイ14世が派遣した第2次使節団がアユタヤに到着しました。使節団にはシモン・ド・ラ・ルベールらが参加し、前年にフランスを訪問したコーサーパーン率いるシャム使節団も帰国。ナーラーイ大王の時代に活発化したシャムとフランスの外交関係を象徴する出来事となりました。
1687年9月27日、フランスから派遣された使節団がシャム王国の都アユタヤに到着しました。
使節を務めたのは、シモン・ド・ラ・ルベールとクロード・セベレ・デュ・ブーレーらです。
当時のシャムではナーラーイ大王が統治し、ヨーロッパ諸国との外交や貿易が活発に行われていました。フランスからは1685年にも使節団が派遣されており、今回が第2次使節団となりました。
一方、シャムからはオークプラ・ウィスットスントーン、通称「コーサーパーン」を大使とする使節団がフランスを訪問していました。
コーサーパーン一行は1686年9月1日、ヴェルサイユ宮殿でルイ14世に謁見。タイ外務省は、この出来事を現在まで続くタイとフランスの関係の重要な礎の一つと位置づけています。
一行はその後フランスを出発し、1687年にフランス第2次使節団とともにシャムへ戻りました。
使節団の一員だったシモン・ド・ラ・ルベールは、9月27日から翌1688年1月3日までシャムに滞在しました。
11月2日にはナーラーイ大王にルイ14世の国書を奉呈しています。
ラ・ルベールは帰国後、シャムの政治、宗教、社会、習慣、農業、食文化などについて詳細な記録を残しました。
この記録は後に『Du Royaume de Siam』として刊行され、日本では一般に『ラ・ルベール王国誌』などの名で知られています。
当時のアユタヤや人々の暮らしを知る重要な外国人記録の一つで、300年以上を経た現在も17世紀シャム研究の資料として利用されています。
2026年9月27日は、ラ・ルベールらがシャムに到着してから339年となります。
1936年9月27日には、ナコンシータマラート県のワット・プラマハータート・ウォラマハーウィハーンが、タイ美術局により史跡として官報に掲載されました。
タイ南部を代表する歴史的寺院の一つで、長い歴史を持つナコンシータマラートの象徴的存在です。
史跡指定は官報第53巻第34号に掲載されました。
9月27日は「世界観光の日(World Tourism Day)」です。
国連世界観光機関(現在のUN Tourism)が制定したもので、1980年から毎年9月27日に実施されています。
この日が選ばれたのは、1970年9月27日に世界観光機関の規約が採択されたことに由来します。
2026年のテーマは「Digital Agenda and Artificial Intelligence to Redesign Tourism」。デジタル技術やAIによって観光の未来をどのように再設計していくかがテーマとなっています。
観光大国タイにとっても、9月27日は身近な国際記念日の一つです。
※出典
タイ文化省シリントーン人類学センター「สัญญาไทย-ฝรั่งเศส ครั้งสมเด็จพระนารายณ์ฯ」
タイ外務省「The Beginning of Relations with European Nations and Japan」
タイ外務省「การฉลองวาระ 333 ปี ราชทูตสยามเจริญสัมพันธไมตรีกับฝรั่งเศส」
タイ天然資源・環境政策計画事務局「ワット・プラマハータート・ウォラマハーウィハーン」
国連「World Tourism Day」
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