パタヤで自分で携帯電話を投げて壊したドイツ人女性を保護、観光警察が帰国を支援

パタヤの観光警察が、夜間に困っていたドイツ人女性旅行者を保護しました。2025年10月31日、観光警察に「携帯電話を失くし、現金も持っていない」という通報が入り、警察官が現場へ急行しました。

調べによると、女性は前夜に感情的になって携帯電話を投げ壊してしまい、その後、家族と連絡が取れなくなったということです。宿泊先のホテルには到着してまだ1泊しかしておらず、所持金もない状態でした。

観光警察は女性を観光警察署へ連れて行き、観光支援センター（TAC）と協力して在タイ・ドイツ大使館に連絡を取り、必要な支援を行いました。最終的に女性は帰国を希望したため、警察官がバス会社「ルンルアンツアー（Rung Ruang Tour）」の乗り場まで付き添い、安全に移動できるよう手配しました。女性は「本当に助かりました」と感謝の言葉を述べ、安心した様子を見せたということです。

観光地パタヤでは、紛失やトラブルなど思わぬ事態が起こることもあります。そんなときは観光警察が力強い味方になります。英語での対応が可能で、各国大使館とも連携して支援してくれます。