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タイ南部プーケット県のパトンビーチで、2025年6月の1か月間に計86人が強い潮流により流され、ライフガードに救助されていたことが分かりました。現地のライフセービング団体の報告によるものです。プーケットニュースが2025年7月13日に伝えています。
報告によれば、このうち3人は搬送が必要な重症で、その他にも海洋生物による刺傷、貝殻や鋭利な物によるけが、水上アクティビティ中の事故、さらには体調不良や薬物による意識障害など、多様な救助・応急処置が行われました。6月の間に少なくとも14人が病院へ搬送されています。
こうした状況を受けて、ライフガードは「赤旗の掲示は遊泳禁止を意味する。指定された安全区域を守ってほしい」と繰り返し警告しています。
また、7月11日にはカタビーチでも、フランス人の兄妹が赤旗エリアで遊んでいた際に沖へ流される事故が発生。ライフガードがボードで救助にあたり、無事2人を岸に戻しました。保護者はビーチで日光浴をしており、当初は事態に気づいていなかったということです。
ライフガードらは「我々は最善を尽くしているが、観光客自身の協力が不可欠だ」と述べ、安全意識の向上を呼びかけています。
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