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タイでは2026年11月2日現在、タイ気象局による正式な雨季明け・冬季入りの発表が確認されていません。例年は10月中旬から下旬にかけて冬季入りすることが多いものの、今年は気温や風向きなどの条件が整わず、季節の移行が遅れています。過去10年間では11月に入ってから冬季入りした年は3回あり、最も遅かったのは2023年の11月14日でした。
タイ気象局によると、冬季入りの判断には気温、風向き、降雨状況の3つの条件が重要となります。
タイ北部などでは朝晩に涼しさを感じる地域も出ていますが、広い範囲での気温低下や風向きの変化が十分ではなく、正式な冬季入りを宣言する条件を満たしていません。
11月2日の天気予報でも、タイ北部、東北部、中部、バンコク首都圏、東部などで雷雨や突風が発生する可能性があるとしています。
また、11月5日から7日にかけてはタイ北部や中部などで天候が不安定となり、7日から9日にかけては南部で大雨となる恐れがあります。
タイ気象局の記録によると、過去10年間(2016年~2025年)の正式な冬季開始日は次のとおりです。
2016年:10月30日
2017年:10月23日
2018年:10月27日
2019年:10月17日
2020年:10月22日
2021年:11月2日
2022年:10月29日
2023年:11月14日
2024年:11月3日
2025年:10月23日
10年間のうち、10月中に冬季入りしたのは7年間、11月に入ってからだったのは3年間です。
最も早かったのは2019年の10月17日、最も遅かったのは2023年の11月14日でした。
なお、2024年は当初10月29日から冬季入りすると予測され、同日には国営メディアも冬季入りを報じましたが、その後、タイ気象局が11月3日を正式な開始日として発表しています。今回の比較では最終的な開始日を採用しました。
2026年は11月2日の時点でまだ正式な冬季入りが確認できず、過去10年間の多くの年と比べて遅い状況となっています。
なお、タイでいう雨季明け・冬季入りは、主に北部、東北部、中部などの季節の移行を指しています。
南部では事情が異なり、北東モンスーンの影響によって、タイ湾沿岸を中心に11月から12月にかけても雨が多くなります。
そのため、タイ気象局が正式な冬季入りを発表しても、タイ全土で雨季が終わるわけではありません。
11月に入っても季節の移行が続く2026年。今後、タイ気象局がいつ正式な冬季入りを発表するのか注目されます。
※出典
タイ気象局:2026年10月29日の気象情報
タイ気象局:2026年11月2日の全国天気予報
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