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タイを訪れた日本人の中には、エスカレーターに乗り、「日本より速い」と感じた人も多いのではないでしょうか。
例えば、バンコクのBTS(高架鉄道)は公式サイトで、駅で使われているエスカレーターについて「通常のエスカレーターより速い」と説明しています。初めて利用する際には、その速さに驚くかもしれません。
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日本の標準型エスカレーターでは、毎分30メートル、秒速にすると0.5メートルの速度が一般的です。東芝エレベータの標準型「TGシリーズ」でも、通常運転の定格速度は毎分30メートルとされています。
一方、タイで公共交通機関向けに販売されているエスカレーターには、秒速0.65メートルや0.75メートルの仕様があります。地下鉄駅や空港など、多くの人が利用する施設向けの製品です。秒速0.65メートルなら、日本で一般的な秒速0.5メートルより30%速く、秒速0.75メートルなら50%速い計算です。
例えば15メートルを移動する場合、秒速0.5メートルでは約30秒ですが、秒速0.65~0.75メートルでは約20~23秒となります。慣れないうちは、その速さに戸惑うかもしれません。
タイにあるすべてのエスカレーターが日本より速いわけではありませんが、BTSやMRTなどの公共交通機関では、日本で普段利用するものより速いエスカレーターが使われています。
BTSは、エスカレーターが通常より速いとして、手すりにつかまることや、ステップの端に足を近づけすぎないこと、走ったり遊んだりしないことなどを呼びかけています。
バンコクのBTSやMRTなどでは、大阪と同じように、立ち止まる人が右側に寄り、左側を歩く人のために空けている光景をよく目にします。ただし、安全のためには、エスカレーターの上を歩かず、手すりにつかまって立ち止まって利用することが推奨されています。MRTを運営するBEMも、エスカレーターでは座ったり、歩いたり、走ったりしないよう案内しています。
タイでは左側を歩く人のために空ける習慣がありますが、速いエスカレーターだからこそ、無理に歩いたり駆け上がったりせず、安全に利用したいところです。
[出典]
BTS「Tips for Using Stairs, Escalators and Elevators」
https://www.bts.co.th/eng/suggestion/suggestion-02.html
東芝エレベータ「東芝エスカレーター TGシリーズ」
https://www.toshiba-elevator.co.jp/elv/new/escalator/tg/
KONE Thailand「TransitMaster 120」
https://www.kone.co.th/en/new-buildings/escalators-and-moving-walkways/transitmaster-120.aspx
KONE Thailand「TransitMaster 140」
https://www.kone.co.th/en/new-buildings/escalators-and-moving-walkways/transitmaster-140.aspx
BEM「MRT利用案内」
https://metro.bemplc.co.th/Fare-Calculation
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