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2026年7月16日、バンコクのラプラオ通りにある飲食店「ローンビア・ナ・ラプラオ」で発生した火災について、首都圏警察本部のサイアム・ブンソム本部長は、死亡者の体内から一酸化炭素とシアン化物が検出されたと明らかにしました。各報道が伝えています。
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法医学関係機関から警察に示された情報によると、死亡者は炎による直接的な損傷ではなく、火災で発生した有毒ガスを吸い込んだことによる酸素欠乏で死亡したとみられています。
一酸化炭素とシアン化物は、体内の組織が酸素を取り込んだり利用したりする働きを妨げます。サイアム本部長は、高濃度のガスを吸い込んだ場合、4分以内に死亡する可能性があると説明しました。これは全員が火災発生から正確に4分で死亡したことを示すものではありません。
救助活動のため店内に入った警察官の一部にも、喉や呼吸器の刺激、激しい煙の吸入による症状が確認されました。警察官らは警察総合病院で治療を受け、すでに退院しています。
警察は同日、パホンヨーティン警察署で捜査会議を開き、これまでに店の経営関係者や従業員、負傷者、死亡者の遺族、法医学や建築、電気設備の専門家など計106人から事情を聴いたことを明らかにしました。
出火原因をめぐっては、店が当初申請した容量を上回る電力を使用していた可能性が浮上しています。電力会社が設備の確認を試みたものの、店側から準備が整っていないとして延期を求められていたとされ、その後、正式な検査を受けないまま電気設備が改修された可能性も調べられています。
警察は、電気設備の過負荷による短絡が出火につながった可能性を視野に入れていますが、現時点では原因は確定していません。警察科学捜査局、法医学研究所、タイ工学会などによる正式な鑑定結果を待って判断する方針です。
また、トイレ付近に設けられた非常口について、火災発生時に内側からかんぬきが掛けられていたとの証言が出ています。避難者は、扉を開けるためにかんぬきを外す必要があったとされています。
警察は、この状態が避難にどの程度影響したのかを確認するとともに、店内にあった4カ所の出入り口が安全基準を満たしていたか、避難訓練が実施されていたかについても捜査を進めています。
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