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タイ、客室乗務員らの「荷物預かり」を禁止 報酬の有無問わず、違反なら免許取り消しも

2026年7月6日 配信

タイ民間航空局(CAAT)は2026年7月4日、航空会社の乗務員が他人から荷物を預かり、航空機で運搬する行為を厳しく規制する新たな告示を発表しました。

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新たな措置では、航空運送事業許可証(AOC)を持つすべての航空会社に対し、パイロットや客室乗務員などの乗務員が持ち込む荷物を組織的に管理するよう義務付けます。

乗務員が航空機に持ち込める荷物の種類、大きさ、重量、条件を航空会社が明確に定めるほか、乗務員という立場や権利を利用して、他人の荷物を預かったり、運んだり、届けたりする行為を禁止します。報酬を受け取っているかどうかは問われません。航空会社から正式に指示された業務上の運搬は対象外です。

航空会社には、乗務員の荷物に対する抜き打ち検査や保安検査、リスク管理、研修、内部通報制度、事実関係の調査、懲戒処分などの体制整備も求められます。

乗務員が告示に違反した疑いがある場合や、犯罪への関与が疑われる場合、航空会社はリスクを評価したうえで、乗務を一時停止することを検討し、速やかにCAATへ報告しなければなりません。

違反が確認された場合、航空会社は社内規定に基づいて処分を行います。CAATも関係法令に基づき、乗務員に関係する免許や証明書の取り消しを含む措置を検討するとしています。

今回の告示は、7月3日に開かれたタイ麻薬取締委員会の会議を受けて導入されました。乗務員の立場を悪用した不適切な荷物の運搬を防ぎ、航空の安全や保安、タイの民間航空制度への信頼を守ることが目的です。

CAATは今後、航空会社のAOC発行や更新、定期監査などにおいて、今回の対策が適切に実施されているか確認します。

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