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タイFDA、日焼け止め製品の監督基準を説明「国際基準に沿って安全性と競争力を両立」

2026年6月18日 配信

タイ食品医薬品局(FDA Thai/อย.)は2026年6月17日、タイにおける日焼け止め製品の監督について、科学的根拠と国際基準に基づいて行っていると発表しました。

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FDA Thaiによると、日焼け止め製品の管理には大きく2つの目的があります。ひとつは、消費者が正確な情報に基づき、安全で品質の確保された製品を使用できるようにすること。もうひとつは、タイの事業者が国際的なルールのもとで製品開発やイノベーションを進め、世界市場で競争できる環境を整えることです。

タイでは、2017年の化粧品委員会告示により、日焼け止め成分を含む化粧品について、SPF、UVAPF、耐水性などの表示を行う場合、ISO規格または国際的に認められた基準に基づく試験が求められています。一方で、法律上、特定の試験方法や特定の試験機関だけを指定しているわけではなく、学術的に認められた複数の国際基準を用いることができるとしています。

FDA Thaiは、UVA防御効果を評価するISO 24443について、欧州連合(EU)の方針に沿って人での試験を減らす目的で開発された実験室内試験(In Vitro)であり、国際的にも信頼性のある評価方法として認められていると説明。また、日本化粧品工業会(JCIA)の考え方なども踏まえ、ISO 24443やISO 24442の試験結果は、製品の有効性評価に活用できるとしています。

FDA Thaiはさらに、タイの化粧品届出制度では、事業者が製品の安全性、品質、表示内容の正確性について責任を負う仕組みになっていると説明しました。事業者は、法令に基づく技術資料や根拠資料を備えておく必要があり、当局の確認を受けた際には提示できなければなりません。

当局は市場に流通する製品について、継続的に監視、検査、サンプル収集を行っており、日焼け止め効果について虚偽、誇大、または消費者に誤解を与える表示が確認された場合には、法律に基づき厳格に対応するとしています。

FDA Thaiは、健康関連製品の安全性や有効性に関する基準を引き下げたり、要件を緩和したりする方針はないと強調。世界の主要な規制当局と同様に、科学に基づく規制とリスクに応じた監督を行うことで、消費者保護と産業競争力の両立を図るとしています。