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タイ運輸省は、バンコク都内の鉄道踏切での重大事故防止に向け、マッカサン踏切にATP(Automatic Train Protection/自動列車保安装置)を導入する方針です。Bangkok Postなど各報道が伝えています。
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対象となるのは、バンコク・ラチャテウィー区のアソーク=ディンデーン通りにあるマッカサン踏切です。同地点では2026年5月16日、列車と路線バスが衝突する事故が発生し、バス乗客8人が死亡、約30人が負傷しました。
2026年6月10日、ジラポン・テープピタック運輸省副事務次官は、マッカサン踏切事故に関する事実調査委員会の第2回会合後、再発防止に向けた対策を説明しました。
短期対策として、タイ国鉄(SRT)は事故現場となったマッカサン踏切にATPを設置します。完成は6か月以内、または2026年末までを見込んでいます。ATPは、踏切の遮断機が完全に下りていない場合などに、接近する列車を自動的に停止させる仕組みです。また、周辺の交通信号とも連動させ、踏切上に車両が残らないようにすることも想定されています。
運輸省はさらに、警察、タイ国鉄の踏切担当者、交通管制担当者の連携を強化し、無線連絡や交通信号の運用を改善します。あわせて、路線バスや共同運行バスの運転手に対し、踏切内で停車しないよう厳格に指導し、安全担当者や列車運転士に対する薬物・アルコール検査も強化します。
中期対策では、ATPに加えて、CCTVやAIによる障害物検知システムを導入し、リスクの高い踏切の監視体制を高めます。運輸省は、バンコク都内の鉄道踏切にATP、交通信号連動システム、警報システムを整備する計画で、2年以内の完了を目指しています。
長期的には、バンコク都内の平面交差を減らす方針です。レッドライン関連事業では、バンスー-パヤータイ-マッカサン-フアマーク間、バンスー-フアランポーン間で、計18か所の踏切を解消する計画です。また、全国の複線鉄道事業でも、平面交差や非正規の横断箇所の解消を進めるとしています。
運輸省は今後、全国の平面交差を評価し、ATP設置が必要な地点を選定したうえで、タイ国鉄に具体的な設置を進めさせる方針です。
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