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タイ東北部ナコンラチャシマ県(通称コラート)にあるCanon Hi-Tech (Thailand) Ltd.の「Ratchasima Factory」、いわゆるCanonコラート工場が、2026年6月12日に最後の出荷式を行い、工場内の全生産ラインを終了しました。タイメディアが伝えています。
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報道によると、同工場では「Final Shipment Ceremony」が行われ、最後の製品を積んだトラックが工場を出発しました。SNS上には「แคนนอนโคราช ปิดไลน์การผลิต 100%(Canonコラート、生産ライン100%閉鎖)」とする写真も投稿され、従業員や元従業員らから惜しむ声が上がっています。
Canon Hi-Tech (Thailand) Ltd.は1990年にタイで設立され、翌年12月に生産を開始しました。公式サイトによると、同社はインクジェットプリンターのほか、プリンター、紙送り装置、メディアなどを製造し、世界各国へ輸出してきました。また、2009年12月には累計生産1億台を達成しています。
ナコンラチャシマ県のRatchasima Factoryは、事業拡大に伴って建設された同社の第2工場で、2013年6月に正式に開所しました。開所式にはシリントーン王女殿下が臨席されたことも、同社公式サイトに記載されています。
今回の生産終了は、Canon Hi-Tech (Thailand) Ltd.による生産拠点再編の一環とみられます。2025年には、ナコンラチャシマ工場の生産ラインをアユタヤ県の工場へ集約する方針が伝えられており、移管は2025年11月に始まり、2026年6月に完了する予定とされていました。
10年以上にわたり、コラートの輸出向け生産拠点の一つとして稼働してきたCanonコラート工場。2026年6月12日は、同工場がその役割を終えた日として、地域の産業史に刻まれることになります。
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