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BTSバンコク公演のチケット代行めぐり被害訴え

2026年6月10日 配信

タイで、韓国のボーイズグループBTSのバンコク公演をめぐるチケット購入代行サービスについて、利用者らが金銭被害を訴えていると報じられています。タイメディアKhaosodやTHE STANDARDによると、被害を訴える人は400人を超え、被害総額は122万バーツ以上に拡大しているとされています。

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問題が指摘されているのは、X上で「sumsum」と名乗っていたチケット購入代行アカウントです。同アカウントは「BTS WORLD TOUR ‘ARIRANG’ IN BANGKOK」のチケット購入代行を受け付け、利用者にチケット代や予約金などを事前に送金させていたと報じられています。

Khaosodによると、同アカウントは1件あたり300~700バーツの手数料を設定。過去の利用者によるレビューとされる投稿や、レビュー用のハッシュタグも使われていたことから、ファンの間では一定の信用を得ていたとみられます。

しかし、チケット販売日だった2026年6月9日以降、同アカウントは連絡が取れなくなり、Xのアカウントも閉鎖されたとされています。利用者らはその後、LINEのOpenChatなどで情報共有を開始。送金記録やチャット履歴、相手側のアカウント情報などを集め、警察への相談や被害届の提出を進めているということです。

当初、Khaosodは被害を申告した人が少なくとも145人、被害総額が約110万バーツに迫ると報じていました。その後、THE STANDARDは、被害者グループの参加者が400人を超え、被害額も122万バーツ以上に増えたと伝えています。被害者の多くは若者や学生で、貯金や小遣いを使ってチケット購入を依頼したケースもあるとされています。

THE STANDARDによると、送金先として使われた銀行口座は主に2つあり、いわゆる「名義貸し口座」に該当する可能性があると指摘されています。Khaosodは、口座名義人の一人がバンコク・ドゥシット地区の看護学生とされ、この人物が「口座を使う仕事を依頼されただけで、不正な目的に使われるとは知らなかった」と説明していると報じています。

一方、被害を訴える人たちの間では、こうした説明に納得できないとの声も出ています。複数の人物が「別の人物から依頼された」と説明しているとされ、被害者側は資金の流れや関係者の実態について、警察による確認を求めています。

また、THE STANDARDによると、元政党関係者のNithikorn Boonyakulcharoen氏は、被害者から情報を受け取ったうえで、人民党のKanthaphong Prayunsak議員に連絡。消費者保護に関わる国会委員会での対応や、関係機関への証拠提出に向けた調整を進めるとされています。

被害者らは、同様の被害を受けた可能性がある人に対し、送金記録、チャット履歴、相手のアカウント情報などを保存し、早めに警察へ相談するよう呼びかけています。