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「外国人が出家祝いを止めさせた」は誤解か、パンガン島警察が説明 AI加工画像の拡散にも注意喚起

2026年6月9日 配信

タイ南部スラタニ県のパンガン島警察署は、2026年6月6日夜に同島内で行われた出家祝いの宴席をめぐり、「外国人が音楽を止めるよう命令し、警察に通報した」とする情報がSNSで拡散された件について、事実関係を確認した結果を発表しました。

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警察によると、問題となった宴席はパンガン島内の村で行われていた出家祝いに伴うもので、会場では音楽演奏や食事のふるまいがありました。周辺には民家もあり、同日午後10時15分ごろ、近くに滞在していたウクライナ人男性が、音響を担当していたタイ人男性に対し、演奏が何時まで続くのかを尋ね、音量を少し下げてもらえないかと相談しました。

パンガン島警察署の説明では、この外国人男性が怒鳴ったり、命令したり、脅したりした事実は確認されていません。男性は妻と子ども2人とともに近くの賃貸住宅に滞在しており、英語での意思疎通が十分にできなかったため、警察署を訪れて、音量を下げるよう仲介してほしいと相談したということです。

その後、警察官が事情を聞き、行事はタイの出家祝いに伴う一晩限りの宴席であると説明。外国人男性はこれを理解し、警察による介入も求めず、再び会場付近に戻って演奏を見ていたとされています。演奏は午後11時55分ごろ終了し、その後、男性は自宅へ戻りました。

一方、SNS上では、タイ人男性が「外国人が音を下げろと命令した」と受け取れる内容を投稿し、広く拡散されました。パンガン島警察署によると、投稿に使われた画像の一部は、実際の写真にAIで加工を加えたもので、外国人男性がタイ人グループの前に立ち、警察官もその場にいるかのように見える形に編集されていたということです。

警察は、事実確認をせずにSNSへ投稿したり、情報を拡散したりする行為について、虚偽情報となる可能性があると指摘。内容によっては他人に損害を与えるおそれがあり、コンピューター犯罪法に関わる可能性もあるとして注意を呼びかけています。

今回の発表は、地元の伝統行事をめぐるトラブルとして拡散された情報について、実際には「外国人が行事を止めさせた」のではなく、音量について警察に相談したものだったと説明する内容です。