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タイで若者の借金が急増、25歳未満のカード債務13.5%増

2026年5月31日 配信

タイで若者世代の借金増加に懸念が広がっています。タイ国家経済社会開発評議会(NESDC)の発表として、タイラットやTNNなどのタイメディアが伝えました。

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報道によると、2025年第4四半期時点のタイの家計債務は16兆4400億バーツに達し、GDP比は86.7%となりました。また、90日以上延滞した不良債権(NPL)は1兆3100億バーツに増加し、家計の返済能力悪化が懸念されています。

特に注目されているのが、25歳未満の若年層です。タイラットやTNNによると、25歳未満のクレジットカード債務は前年比13.5%増、個人ローン債務は11.5%増となり、いずれも全世代で最も高い伸び率を記録しました。

背景には、SNSやレビュー、オンライン上の流行に影響された消費行動があるとみられています。若者の間では、ファッション商品やライフスタイル関連商品、オンラインサービスなどへの支出が増えており、さらに「Buy Now Pay Later(BNPL=後払いサービス)」の利用拡大も債務増加の要因として指摘されています。

また、タイでは今後、店舗を持たないデジタル銀行「バーチャルバンク」の本格展開も予定されており、NESDCは、借り入れの利便性が高まることで新たな債務リスクが生じる可能性があるとして注視しています。

NESDCは、若いうちからの金融教育の強化や、SNS上で金融情報を発信する「Finfluencer(金融インフルエンサー)」への適切な監督が必要だと提言しています。