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タイ各地で燃料供給の混乱が広がり、生活や物流だけでなく宗教行事にも影響が及んでいます。南部トラン県では県内全域で燃料不足が報じられているほか、首都圏近郊や地方でも給油制限や長時間の待機が発生しています。
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2026年3月20日の報道によると南部トラン県では、ディーゼルやガソホールの供給が不安定となり、給油所での販売制限や長時間の待機が常態化しています。燃料が入荷すると車両が集中し、数時間待ちの後に売り切れるケースも報告されています。
こうした影響は他地域にも広がっています。ノンタブリー県の寺院では、火葬に使用する燃料の確保が難しくなり、遺族に燃料の持参を求める対応が取られています。通常は寺院側が用意する燃料についても、ここ数日は十分に確保できない状況が続いており、代替として薪を使用する動きも見られます。
また、同県内のガソリンスタンド周辺では、給油待ちの車列が道路脇に数百メートルにわたって続く様子が確認されています。利用者の中には、複数日にわたり燃料を求めて移動を続けるケースもあり、供給の不安定さが浮き彫りとなっています。
さらに東北部ナコンラチャシマ県では、給油所の混雑に乗じて代金を支払わずに逃走する事案も発生しました。ピックアップトラックで来店した人物が、車両への給油に加えて約200リットルの燃料を積み込み、支払い手続き中の混乱に紛れて現場を離れたとされています。
一部の給油所では携行缶への給油量を制限するなどの対応が取られており、価格上昇と供給の偏りが重なり、各地で混乱が続いています。
現時点で、全国的な燃料枯渇が公式に確認されているわけではありませんが、地域ごとの供給の偏りや需要の集中により、実質的な「燃料不足」と同様の状況が各地で発生しているとみられます。今後の供給体制の安定化が注目されます。
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