爆発物投てきと刃物携帯の疑いでカンボジア人若者3人を拘束、チョンブリ県知事が厳格対応を指示

タイ東部チョンブリ県知事は、公共の場で爆発物のようなものを投げ、刃物を携帯するなどして住民に恐怖を与えたとして、関与したカンボジア人の若者グループに対し、迅速かつ厳格な法的措置を取るよう関係機関に指示しました。2025年12月18日にタイ政府メディアNNTが伝えています。

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警察によりますと、事件発生後2日以内に主要な容疑者3人を拘束しました。動画映像などから、爆発物を投げる様子が確認された20歳の男、現場でバイクにまたがっていた20歳の男、赤いバイクを運転していた19歳の男が特定され、全員が身柄を確保されています。

捜査当局は、事件に使用されたとみられるラヨーン県ナンバーの黒と赤のオートバイを含む証拠品を押収しました。騒動が起きたのは、ラヨーン県プルアックデーン郡とチョンブリ県シラチャ郡、ノーンヤイ郡を結ぶ幹線道路、チャルームラープ通り沿いの鉄鋼工場交差点付近とされています。

容疑者らは、爆発物の所持、公共の場での武器携帯、公衆の平穏を乱す行為など、複数の容疑で捜査を受けています。チョンブリ県知事はあわせて、県雇用事務所に対し就労許可の取り消しを進めるよう指示したほか、入国管理当局に対してはビザの取り消し、国外退去処分、将来的な再入国を認めないブラックリストへの登録を命じました。

当局は、今回の措置について「地域の安全と秩序を守るための厳正な対応」だとしており、同様の行為に対しては今後も断固とした姿勢で臨むとしています。