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タイ保健省の2025年12月1日の発表によると、2025年に国内で報告された新規HIV感染者は 13,357人 に上り、そのうち 約35%が15~24歳の若者 でした。さらに感染者の 96.4% は「性行為における無防備な接触」が原因とされ、若年層への性の健康教育と予防対策が喫緊の課題となっています。
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政府は若者が無料で利用できる HIVに関する3つの支援 を改めて呼びかけています。
・無料の予防サービス
コンドーム、HIV感染を防ぐ内服薬「PrEP(事前予防薬)」、感染リスク発生後に服用する「PEP(曝露後予防薬)」が、国の医療機関や薬局、アプリ「ペオタン(เป๋าตัง)」などで無料提供されています。
・無料の検査
若者は年2回まで医療機関で無料検査を受けられるほか、自宅で使用できる自己検査キットも無料で受け取ることができます。
・無料の治療
HIV陽性が判明した場合、その日のうちに抗HIV薬(ARV)の服用を開始でき、継続治療もすべて無料で提供されます。
サービスは公立病院、地域保健センター、協力薬局、そしてアプリ「ペオタン」を通じて利用できます。
保健当局は「若者を含むすべての人が無料で平等にHIVサービスへアクセスできる」と強調し、「危機を乗り越え、HIV対策を新たな段階へ進めていく」としています。
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