タイ保健省、HIV・梅毒患者数を公表～バンコクが最多

タイ保健省は、2023年10月から2024年9月までの会計年度（2567年）のHIVおよび梅毒の患者数をまとめ、公表しました。2025年8月28日の各報道が伝えています。

発表によると、HIV感染が診断された患者は全国で累計26,053人。そのうち最も多かったのはバンコク都で4,790人、次いでチョンブリー県が1,766人、ナコンラチャシーマー県が920人でした。以下、サムットプラカーン県（854人）、チェンマイ県（778人）、コンケーン県（733人）、パトゥムターニー県（613人）、サムットサーコン県（596人）、ウドンターニー県（596人）、ラヨーン県（573人）が続き、上位10県が明らかになっています。

また、梅毒については全国で25,469人の患者が確認されており、こちらもバンコク都が最多で3,968人。次いでチョンブリー県（1,844人）、ナコンラチャシーマー県（864人）、ブリラム県（841人）、ウドンターニー県（799人）の順となっています。

今回の統計は、国家健康保険事務局（NHSO）の医療データをもとに作成されており、地域ごとの性感染症の状況を示すものとなっています。