両替レート
|
|

タイ政府メディアNTB Connextによると2025年11月23日、ソンクラー県ハジャイ郡で続く大規模な洪水に対応するため、スチャート・チョムクリン副首相兼天然資源・環境相が、被災住民支援のための緊急ヘリコプター運用を指示しました。
★こんな記事も読まれています★
タイ南部サトゥーン県で洪水被害が拡大 7郡に影響、4,000世帯以上が被災
同地域では連日の大雨により複数のコミュニティが冠水しており、水位の上昇と激しい流れによって地上からのアクセスが困難な状況となっています。救助活動にも制限が出ていることを受け、副首相は同省の航空機を直ちに派遣し、上空からの調査と救援を進めるよう命じました。
本日、機体番号5119のヘリが出動し、タイ陸軍と連携して被災地の上空調査を実施。第4軍管区参謀長や第42軍管区司令官ら軍幹部も同乗し、被害の把握と追加支援策の検討を行いました。
調査後、ヘリコプターは陸路が遮断され孤立している地域に食料や飲料水を空から届けました。初便では最も支援を必要とするエリアを優先し、住民の基本的な生活を維持するための物資が投下されています。
現地では依然として広範囲が水没しており、車両や船の利用が難しい状態が続いているため、当面はヘリによる支援が中心になる見通しです。
スチャート副首相は「危険地域の住民を決して取り残さない」と強調し、同省は関係機関と連携しながら、人員・装備を最大限投入して迅速な支援を行う方針を示しています。
関連記事
新着記事