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タイ南部サトゥーン県では、大雨の影響で洪水と土砂崩れの被害が広がっており、県内7郡で4,000世帯以上が影響を受けています。県当局によりますと、これまでに1人が負傷し、土砂崩れで住宅が倒壊した事故により1人が死亡しています。2025年11月23日にタイ政府メディアNBT Connextが伝えています。
23日には、副知事が県知事代理として災害対策本部の会議を主宰し、最新の状況と各機関の対応を確認しました。現在も雨が断続的に降り続いており、引き続き警戒が必要とされています。
副知事は、浸水地域や土砂崩れの危険がある区域の住民に対し、速やかな避難と高所への物品移動を指示しました。また、行政、軍、警察、地方自治体、救助隊が連携し、救援ボートや救急車両、重機を投入して救助活動と支援物資の配布にあたっています。
支援物資として、飲料水や生活必需品、土嚢、家畜用飼料などがすでに提供されており、被災した家庭への支援が続けられています。公衆衛生当局は非常事態対策センター(EOC)を開設し、感染症の発生に備えた監視や医療チームの派遣準備を進めています。農業関連機関も農地への影響を抑えるための支援を行っています。
県当局は、引き続き住民に対して警戒を呼びかけ、すべての関連機関が総力を挙げて支援を続ける方針です。
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