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僧侶(60歳)の児童ポルノ所持が発覚、還俗後に逮捕

2025年11月23日 配信

バンコク首都警察の捜査班(IDMB)は2025年11月22日、サムットプラカーン県の寺院で生活していた60歳の元僧侶の男を、児童ポルノ所持などの容疑で逮捕したと明らかにしました。捜査は米国の「NCMEC(National Center for Missing & Exploited Children)」からの情報提供を受けて開始されました。

IDMBによれば、NCMECから「特定のGmailアカウント使用者が大量の児童ポルノを保有している」との通報が寄せられ、照会を進めた結果、サムットプラカーン県バンムアン地区に所在する寺院が関連地点として浮上。11月20日、裁判所の令状を得て捜査員が寺院を訪れ、当時僧侶だった男に事情聴取を行いました。

寺院内での携帯電話の確認作業により、児童ポルノに該当する動画や画像が確認され、男は「自分の欲求を満たすためにダウンロードした」と事実を認めたとされています。

タイでは僧侶のまま逮捕・勾留することが慣行として行われないため、寺院側は男を還俗(僧籍剥奪)。一般人となった後、IDMBが正式に身柄を確保し、児童ポルノ所持および配布目的の保管など複数の容疑で逮捕しました。

押収された携帯電話2台が証拠として提出されており、IDMBは「児童ポルノの所持自体が重大な犯罪であり、最大5年の禁錮または10万バーツの罰金が科される」と警告しています。

男はこのあと、サムットプラカーン県の警察署で取り調べが行われる予定です。

 

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