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タイ特別捜査局(DSI)は、プレミアリーグのサッカー中継を無断配信していた複数のウェブサイトと、オンライン賭博の広告ネットワークが結びついた大規模なサイバー犯罪組織の捜査を進めています。違法配信による被害額は2,000万バーツを超えるとされ、映像視聴者を賭博サイトへ誘導する仕組みが多数確認されました。
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捜査では、違法配信サイト上でのバナー広告やURLリダイレクトによって、利用者が自動的に賭博サイトへ誘導される手口が判明。これをもとに組織的な運営や資金の流れが浮上し、関係者の摘発が進められています。
DSIは2025年11月20日、オンライン賭博の資金受け皿となる銀行口座を開設し、複数のサイトからの入金を管理していたとされる男の身柄を、特別検察庁へ送致しました。男は20以上のサイトと関係し、暗号資産を利用した資金洗浄にも関与した疑いがあります。
捜査によると、同容疑者の口座では過去3か月で5億バーツを超える資金の流れが確認されており、複数の関係者が役割を分担して活動していたとみられています。主な容疑は以下のとおりです。
・無許可の賭博の運営または宣伝
・資金洗浄の共謀
・実際の資金洗浄行為
容疑者は11月18日に逮捕され、法的手続きが進められています。
DSIは現在も、逃走中の関係者を含むネットワーク全体の追及を続けているとしています。
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